血尿

真っ赤な血尿が出た、腎臓かな?

2013年12月初旬、朝トイレでオシッコをしたら
えっ何これ!オシッコが真っ赤ではありませんか!

 

絵の具の赤色の水を見ているような感じです・・・・・
腎臓に何か問題があって出血しているのかなと思いました。

 

近所の病院でCTを撮ってもらうと腎臓に腫瘍があるので
市民病院に行ってくださいと言われました。

 

市民病院の待合室で診察を待っているときはドキドキです。

 

「腫瘍があるといわれたけど良性ならいいけど
悪性だったらどうしよう」と不安でいっぱいでした。

 

診察室に入り、CTを見ながら先生が言いました。

 

腎臓の下側に腫瘍が出来て、それが内部まで入ってきて
出血をしたのでしょう。

 

「悪性の腫瘍ですね、ガンです」
とはっきり言われました・・・・・
文字通り頭の中は、ガ〜ンという響きがしました。

 

今はガンの告知って簡単にするんですね、ちょっと驚きました。
テレビドラマのイメージとは違います。

 

先生の話は続きます。
「右側の腎臓を摘出する簡単な手術です。
手術はいつにしましょうか」

 

私は頭の中で思いました。
「簡単っていいいますけど、腹を切るんですよね!
腎臓を一つ切りとるんですよね!」

 

なんか淡々と段取りが進んでいく感じです。
言われるままに12月17日に手術日が決まりました。

 

手術するまでに10日くらいあります。
毎日が不安でいっぱいです。

 

市民病院に入院

 

12月16日に入院、17日に手術です。
市民病院に前日から入院ですが、よく寝られませんでした。

 

当日、手術中に大便が出ないようにするために
浣腸をされます。なんか恥かしいです。

 

でも、もっと恥ずかしいものがあります。下の毛を剃られるのです。
それも担当の看護師さんが20代前半のちょっと可愛い女性なんです。

 

よく聞く話によると、毛を剃ってもらうときに
アソコが立ってしまう事があるということです。

 

毛を剃られるだけでも恥ずかしいのに
アソコが立ってしまったらもっと恥ずかしいです。

 

必死に耐えました。
看護師さんにアソコを持たれて毛を剃られている間
よそ事を考えて意識を逸らしました。

 

なんとか無事にアソコが丸坊主され事なきを得ました。
しかし、ここで不思議な感じがしたのを覚えています。

 

腹を切られるのがとても怖くて、余裕なんて無いはずなのに
こんな事に恥ずかしがっている自分が、何だかおかしく思えました。

 

次回、手術へと続く。