整体の検査、肩の力が抜けるのは?
整体の検査で筋力検査というものがありますが
これはカイロプラクティックでよく使われる検査方法です。
筋力検査というと筋力の強さを検査するように思えますが
筋力がどれだけ強いのかをみているのではありません。
筋力は強い、弱いなどの個人差があります。
その強さをみるのではなく、筋力の変化をみているのです。
個人レベルの正常な状態の筋力というものがありますが
骨格のズレや筋緊張などがあると筋力が低下するのです。
肩を使った筋力検査
筋力検査は主に肩の力の変化でみます。
肘を曲げ腕を水平にした状態で私が腕を上から押さえても
下がらないようにしてもらいます。
私が肩や腕に軽く触れてから、腕を押さえると
関節や筋肉に何かの問題があれば力が入らず下がってしまいます。
しかし何の問題もなければ腕を押さえても力が入るので下がりません。
正常な状態では力が入り、問題があれば力が抜けるという事です。
力が入ったり抜けたりと、自分の体がコントロールされてしまうので
初めて筋力検査を受けた方は驚かれる方も多いです。
筋力検査をすれば全身の関節のズレや筋緊張などが分かるので
痛みやシビレの原因を探すことができるです。
なぜ、肩の力が抜けるのか?
筋力検査で関節や筋肉に問題があれば力が抜ける
という説明をしましたが、なぜ力が抜けるのでしょうか?
実は神経が反応しているのです。
体は、どこが悪いのかを知っているのです。
自分で、どの関節がズレているか気づくことは難しいですが
本当は体は知っているのです。
なので筋力検査で体にきいているのです。
検査をして力が抜けるのは体からのサインなのです。