運動と健康について その@血流が良くなる
病院などで運動を勧められることがあると思いますが
運動は体にどんな変化をもたらすのでしょうか。
今回は運動と血流についてのお話です。
病気と血流はとても関係があります。
血流が悪いと、どんな病気を想像しますか。
血管が詰まることで起きる代表的な病気
脳梗塞、心筋梗塞などは怖いですね。
動脈硬化や高血圧、頭痛や手足のしびれ
冷えや肩こりなども関係してきますね。
血流が悪いと主に血管が詰まったりとか
血液の流れが悪いとかが原因の病気を想像してしまいがちです。
しかし、血流が悪いとすべての病気に係わってくるのです。
血液の働きを考えると見えてくるもの
血液って何を運んでいるのでしょうか?
呼吸で肺からの酸素、食べた物を胃腸で消化吸収された栄養などですね。
体中の細胞に必要な酸素と栄養を運ぶ働きがあります。
心臓に戻ってくるときには、細胞からの老廃物や必要がなくなったもの
二酸化炭素などを運んできます。
血流が悪いとどうなるでしょうか?
酸素と栄養を細胞に届ける、老廃物や二酸化炭素を回収するなど
体にとって必要な働きが滞ってしまいます。
もう少し具体的にみてみましょう。
胃腸の血流が悪いと、消化吸収の働きが悪くなります。
大腸では、下痢や便秘などに関係してきます。
肝臓ではアルコール分解など、腎臓では解毒作用や水分の排泄
筋肉では老廃物が溜まり肩こりや慢性疲労などに関係してきます。
ガンなどもそうですね。
血流は、すべての病気に関係してくるのです。
運動をして血流を良くする
運動をすると毛細血管が増えて体の隅々まで
血液を運ぶ働きが良くなります。
心肺機能が良くなり、全身の血流が良くなります。
体温が上がり代謝も向上します。
血管の収縮をするので血管も丈夫になります。
中性脂肪の燃焼で血液の流れも良くなります。
運動をすると、とっても健康になるような気がしませんか!
そうなんです、定期的な運動は健康になるのです。
様々な体の症状に、血流はとっても関係しています。
血流を良くするために運動は大切なんです。